「月にいくら使っている?」と聞かれて「う~ん?」となる人は多いと思います。
お金が貯まらない人は、感覚と実際に使っている金額にズレがあることが多い。
お金の管理をするには今の自分の状況を知るのがスタートです。
要するに家計簿をつけるということです。
私の場合、当初はノートやエクセルで家計簿をつけていました。

超しんどい、月の最後に集計で電卓叩くのも面倒
ここで出会ったのが、リベ大の両学長が紹介していた家計簿アプリマネーフォワードです。
マネーフォワードは、連携したクレジットカードや銀行、証券口座のお金の出入りを自動で記録し、家計簿を作成してくれます。
現金支払いの場合も、レシートをカメラで撮ったり、手入力で簡単に入力可能です。
この記事では、マネーフォワード無料版の特徴や1年間使った感想を紹介します。
連携できる口座の数は?
無料版の場合、連携できる口座の数は4件です(有料版月額500円の場合、無制限)。
例えば、クレジットカード2枚+銀行1口座+証券口座1口座などの組み合わせになります。

4件だと少ないかもしれませんが、無料なのでこんなものですね。
連携する口座の数は4件で十分?
私としては4件で十分と考えます。
これを機会に、生活に使う口座を整理するのも良いと思います。
4件よりも口座が多いと、結局お金の流れが見えづらいので、使っていないクレジットカード、銀行口座を解約したり、支出が散らかっているものを集約したりすると良いですね。
また、私の場合、証券口座は連携していません。
証券口座では投資信託を購入していますが、これは日々の値動きがあります。
長期的な視野で投資をしているため、日々の値動きに動揺しないため外しています。

ただし、連携した銀行口座から証券口座に移したお金が支出としてカウントされるデメリットはあります
無料でたくさん連携できるアプリはあるの?
それでも4件より多くなってしまう。。
その場合、有料版のマネーフォワードを使うか、Applivさんの記事で紹介されている「Zaim」など無料でも連携数が無制限のアプリを使うのも手です。
Applivさんでは、家計簿アプリを利用している全国の20~50代男女100人にアンケート調査を実施しました。
家計簿アプリの利用目的や現在使っているアプリ、アプリへの不満点などについて調査結果をまとめてくれています。
各アプリの特徴も簡単に説明されているので、アプリ選びの参考になります。
- 家計簿アプリを使う目的は、70%が「お金の使い道を把握するため」
- 最も利用されている家計簿アプリは『マネーフォワードME』
- 家計簿アプリ選びでは、銀行口座やカードとの連携機能が重視されている
- 利用中の家計簿アプリに対する不満は「連携できないサービスがある」が最多

家計簿アプリは種類があるので、自分に合ったものを使いましょう。
マネーフォワードで家計簿をつけたらどうすればよい?
月ごとに何にいくら使ったかのグラフが自動で作成されるため、内容を確認することが大事です。
電気代、通信費、食費といった項目別に支出が登録され、「1か月の間に何にいくら使ったか」が明確に分かります。

ここで無駄がないか確認し、固定費として大きいもの、削減できそうな項目に気付くことができる!
証券口座を連携から外した場合、連携した銀行から証券口座に移した分も支出とカウントされます。
やや面倒ですが、その分は除いて支出額を見ます。
無料版の場合、過去1年分の家計簿を振り返ることができます(有料版だと1年以上前のデータも閲覧可能)。
振り返ることで、旅行代や修理費、年1回支払う保険料や税金など、月ごとに支出が変動しているものがあることに気付くはずです。

変動費は1年の中で大きな出費になることも多いです
特に保険料は、無駄なものはカットしたり、乗り換えで安くなったりすることがあります
1年使って感じたマネーフォワード(無料版)の感想
1年間マネーフォワードを使ってきましたが、結論これからも使い続けたいと考えます。
大きな金額の支払いがあっても、少しすると意外と忘れているものです。
1年間の記録が残っているので、「この月は旅行に行ったから」、「火災保険の支払いがあったから」と支出が大きかった理由を確認することができるのは助かります。
その上で、マネーフォワード(無料版)の良い点と残念な点をまとめます。
マネーフォワード(無料版)の良い点
- 食費、交通費、衣服・美容などカテゴリ別に分けて自動で家計簿を作成してくれる
- それをグラフで見ることができて楽しい
- 高額の入金があった際はお知らせが来る
- クレジットカードの引き落とし日と金額のお知らせが来る

漏れがなく自動で家計簿が出来上がるのは楽
マネーフォワード(無料版)の残念な点
- 自動更新の頻度が低いため、手動で更新して入出金の確認をする必要がある
- 連携できる口座は4件まで
- 広告がいちいち邪魔

いずれも有料版にすると解決します
これでもストレスにならない、という場合は無料版で良いと思います
まとめ;マネーフォワードなど家計簿アプリで楽しく家計管理
100円単位まできっちりつけようとすると、しんどくて続きません。
主要なクレジットカードと銀行口座を家計簿アプリに登録して(散らばっている場合は整理して)、ざっくりとでも収支を確認することがスタートです。

0→80点にするには、家計簿アプリを使うのみでめっちゃ楽です
合わなければやめれば良いだけですからノーリスク
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
この記事が、これからの家計管理に少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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