「働きたくない!」
多かれ少なかれ、思ったことがある人はいると思います。
とはいえ、生活があるから、行きたくないけどとりあえず行く。
土日が待ち遠しく、給料日はちょっと嬉しくなる。
私にゃこばんは、そんな感じです。
実態は「働きたくない」ではなく、「働き方が合っていない」です。
働き方が合っていない?
誰しも得意なこと、もしくは苦でないことはあるはずです。
同じように働き方1つとっても、人によって得意不得意があります。
肉体労働が嫌い、人と話すのは好き、文章を書くのはそこまで苦ではない等です。

好きなことを見つけられなくても、苦じゃないことを見つけることはできる
次の傾向がある人は、今の働き方が合っていない可能性が高いです。
- 金曜日の夜にテンションが上がる/日曜日の夜はテンションが下がる
- 朝、目覚めたときから「帰りたい」と思う
- 仕事のことを考えるとお腹が痛くなる、もしくは心が暗くなる
程度がそこまでもないなら、まあ続けられるとは思います。
しかし、相当しんどいなら、その悲鳴で心が壊れる前に行動が必要です。
仕事は1日8時間以上を占めます。
それが苦痛なのは、しんどいですね。
働くのは、辛くて苦しいのが当たり前。そこを体を張って、歯を食いしばって一人前。
そういう考え方もあるかもしれません。
それが出来て、それに喜びを感じる人はそれで良いと思います。
ただ、皆がそれを受け入れられるわけではありません。

私は無理です(すみません)。
ただ、やる前はしんどそうだったけど、実際やってみたら、もしくは続けてみたら意外と楽しかった、なんてことも。
なので、少しは頑張るのは大事だと考えます。
大体新しいことを始めるときは、少しの頑張りは必要ですね。

頑張ってみて、イマイチならその頑張りをやめればいいだけです。
それくらいなら、できそうです。
ただ、頑張っても、前述した「働き方が合っていない人の特徴」が解消しない場合、やはり働き方が自分に合っていないと考えるのが妥当です。
合っていない働き方への対策のためには、その原因は何なのか整理する必要があります。
「とにかく働きたくない!」と思っていても何かしら理由があるものです。
- 仕事の内容に興味がない・つまらない
- ぼったくり商品を売りつける業務などで、良心が傷つく
- 通勤がしんどい(満員電車や交通渋滞)
- サイコパス上司など人間関係がしんどい
- 業務量が多い
- サービス残業が多い、休日出勤が多い
- 飲み会や社員旅行などの行きたくない行事が強制参加
- 給料が低い
- 休暇が取りづらい
- オフィスの照明が暗い、空調をきかせない、PCの動作が遅いなど労働環境が良くない
ピンポイントで「これ!」という人もいれば、「全部!」という人もいますね。
原因が分かったところで、「ではどうすれば良いか?」
ここで記載するのは、1日ですぐに変わる方法ではありません。
あるとしたら、それは会社をすぐに辞める、という方法になります。
ただし、多くの人は、それを実行できません。
なぜなら、生活ができなくなるから。
特に収入を会社からの収入1本に頼っていて、かつ貯金もない場合はまさにそうですね。
そこまで行かなくても、収入が途絶えることに不安を感じます。

生殺与奪の権を会社に握られているのは良くない状態なので、これはこれで変える必要があります。
それは後に記載します。
ここでは、1日では変わらないけど、数日から数か月で改善する方法を考えます。
年休を取得する
年休を取得した日は、働かなくて良いので、手っ取り早い方法です。
心や体が落ち着かせた状態で、これからのことを考えることも可能です。
できれば連休で取れると良いです。
旅行に行くのもいいですね。
このときこそ、「時間がないからできない」と言い訳してやらなかったことをやるときです。
そういうものがない場合、ただ休むだけとか、ゲームをするとか、動画を見倒すとかだけかもしれません。
それもある程度やり尽くすと、飽きる時が来るはずです。
そのときに何となくでもやってみようと思うものがあれば、それがヒントになります。

会社に行かない場合、したいことがあるのか、正直な気持ちに気付くことです
いくら年休が取りづらいところでも、「高熱がある」と言って会社に行かなければ、その日はお休みです。
そこで「ふざけるな!」という会社は、早期に辞めて転職した方が良い、ということが分かったということです。
「休んだ分仕事が増える」と思うかもしれませんが、それをカバーできる十分な人員なりとりまとめ役が揃えられていない、ということが分かります。
内部異動
例えば、仕事の内容に興味がない・つまらない、人間関係がしんどい場合は内部異動で対処できるかもしれません。
希望が通るかどうかは会社によりけりですが。
また、異動したところで、気持ちに変化はないかもしれません。
それが合っていなかった、ということが分かっただけ大きな進歩です。
世の中に100を超える業種があるのですから、心配する必要はないし、1発で決める必要もないのです。
異動先にサイコパスな人がいないかなど、事前の情報収集は必要です。

環境の変化は少ないかもしれないですが、最も気軽な方法ですね
転職活動
今勤めている会社に自分が合っていない可能性はあります。
また、今は良くても数年後には状況が変わるかもしれないし、解雇されたり会社が破綻したりする可能性も0ではありません。
その場合、転職エージェントに相談するのが良いと考えます。
転職先で必ず上手くいく保証はなく、転職自体は、リスクが伴います。
しかし、転職活動自体は、自分で話さない限り今の勤務先にバレることはないし、転職先が合わなそうと思ったら転職をしなければ良いだけです。

転職にリスクはあるけど、転職活動はノーリスク
今の会社が定年まで存在するかは分からないし、転職を迫られる事態になってから慌てないために、転職活動は、挑戦するべきこと、と考えます。
特に日本の場合、特定のスキルやマネージメント経験がない場合、年齢が高くなるほど、転職がしづらくなります。
なので、できるだけ早めに転職活動を始めるのが良いと考えます。
お勧めのリベラルアーツ大学の動画を紹介します。
自分の年収が今より上がる見込みはあるのか、そもそも自分に市場価値があるかどうかは、最低限確認した方が良いです。
その結果で、転職活動が有益になるのか、副業などそれ以外の道を探すのかが分かるためです。

どんな結果であれ、分かることが大事です。
分かれば、次の道が開かれます。
会社を辞めても生活できるようにする
会社員という働き方が、自分に合っていない可能性があります。
また、前述したように解雇されたり、会社が破綻したりする可能性もあります。
そのため、給与所得がなくなっても生活できる準備を今から少しずつしておくのは、無駄なことではありません。
そのため、今の会社に働きながらできることは以下の3つです。
- 給与所得がなくなっても、すぐに困らない金額を貯金をする
- ある程度のお金が貯まったら、少額から投資を始める
- 副業を始める
どれも1日でできることではなく、数年以上かかるものです。
なので、やはり今から始めることが大事です。

今更遅いではなく、今日が1番若い日です
貯金
貯金がそもそもできない、という人もいるかもしれません。
その場合は、何にいくら使っているか、明確にすることからスタートです。
そして、固定費を削減することから始まります。

「収入の1割を貯蓄せよ」は、バビロニア時代からの教えです
支出の明確化
まず1か月の生活費を計算しましょう。
クレジットカードの明細表でもマネーフォワードのような家計簿アプリを使っても良いです。
家賃、電気代、ガス代、水道代、スマホ等の通信費、医療費、食費、すべて漏れなく計上します。
まずは、その生活費の2年分を目標に貯金をします。
2年分貯まったとき、2年間は働かなくても生活できるということになります。
実際やらないとしても、2年間会社で働かなくても良いと思うだけで、少しほっとしますね。
火災保険や自動車保険など、1年に1回の大きな出費も入れて1年間分を計算すると、より正確な生活費が分かります。

お金は物を買う道具であると同時に、働かないなどの選択肢の幅そのもの!
固定費の削減
固定費を削減し、生活費が小さくなると、確実に貯金のペースは上がります。
生活費が小さいことは、生殺与奪の権を会社から取り戻す第1歩です。
「毎日ケチケチした生活なんて耐えられない」と思う人もいるかもしれません。
しかし、意外と想像しているより、気楽な生活かもしれません。
実際年収100万円以下でも毎日楽しく暮らしている方は、いらっしゃいます。
お勧めのリベラルアーツ大学の動画を紹介します。
固定費を削減するときは、例えば以下のようなことを確認します。
- 初月無料でそのまま継続しているサブスクはないか?
- 大手キャリアと契約し、月5,000円以上の料金がスマホにかかっていないか?
- 無駄にたくさんの保険と契約し、保険貧乏になっていないか?
生活の質を下げずに、生活費が安くなるなら、当然それは解約するのが良いです。
使っていないサブスクを解約しても、何の痛みを感じないはずです。
今まで使っていないということは、これからも使わないということです。
もし必要であれば、また契約すれば良いだけです。

特に保険は、年で数万単位の出費。
見直すと、手元に残るお金が増えることを実感できます!
投資
生活費の6か月から2年以上の貯金ができたら、少額からの積立NISAやiDeCoを始めてみます。
人類の歴史はインフレの歴史。
中長期的に物価は上昇していきます。
そのため、現金だけでは、今よりも5年後、買えるものが少なくなる可能性があります。

特に2022年~は、値上げラッシュ!
電気代も食料品も上がって、給料は上がらない
インフレと関係なく、社会保険料は上がり続けている
なんてこった
インフレ対策として、20年以上保有し続ければ、利回り3から7%の利率が期待できる投資商品を購入します。
何でもよいというわけではなく、手数料が低く、米国全体や世界全体など分散された、伝統的で王道なものを選択します。
投資については、誰がやっても同じ結果になる再現性の高い投資方法が確立されています。
投資である以上、日々値動きがあり、大暴落により、投資額が-50%になることもあります。
それでも狼狽売りしない範囲の金額を投資に回します。
また、生活費の2年分などすぐに使うお金は預金などの現金で持っている必要があります。

投資ってやったことがないし、怖いですね
私もリベ大のYoutubeを全部見倒して、納得してから投資を始めました
お勧めのリベラルアーツ大学の動画を紹介します。
動画で紹介されているとおり、20年以上の長期投資が大前提です。
「SBI・バンガード・S&P500インデックス」をスタートにして、さらに全世界株に連動するファンドもほしくなったら、そのときに勉強して追加すればよいだけです。
「高値で買うのは嫌」、「暴落が来てから底値で買おう」と思う方もいますが、いつ底値が来るかは誰にも分からないです。
インデックス投資は、相場を読まない投資手法なので、いつでも始め時です。
副業
今まで会社員の経験しかない人が、いきなり辞めて個人事業主になるのは、リスキーです。
なので、会社員のまま、小さく副業を始めます。
それであれば、今の給料は、そのままなので収入面に変化はありません。
大事なことは、投資もそうでしたが、小さく始めることです。
パソコンとインターネットのできる環境があれば、その他の出費は1年間で5万円かからずにできるものにしましょう。

一か八かで100万円を突っ込むというのは問題外です
それであれば、上手くいかず副業の収入が0でも、致命傷にはならないからです。
というより、副業を始めて最初の1か月で売り上げが立つ人は稀です。
上手くいくまで何年でも継続できる、合わなければやめて、何度でも違うものに挑戦できる。
上手くいけば、給与所得を上回るほどの収入を手にすることができるかもしれない。
そういうものを副業にしましょう。
リベラルアーツ大学のお勧め動画を紹介します。
休日の時間を副業に充てるわけなので、何より自分が楽しめそうなものにしましょう。
少なくとも、本業より興味があるものを選びましょう。

ラーメンの醤油味が好きなのは、他の味と比較して美味しかったから
「経験する」ことで、合う・合わないが分かります。
まずは、やってみましょう!
まとめ
「働きたくない!」という思いは、「実際は働き方が合っていないかもしれない」と考えるところからスタートしました。
自分が何に向いているかは、結局試してみないと分かりません。
副業をする場合も同じです。
また、生活費を下げ、資産を増やすことで、労働時間を今より少なくする生き方も現実的になります。
人類の歴史はインフレの歴史である以上、長期的には現金の価値は目減りします。
貯金、投資、副業は、今の会社で働き続けられる保障がない以上、誰もがやる価値のあることと考えます。

人生は1回だけ!このままの生活で不満がないか問いかけましょう
不満があるなら、バカにしないで1歩でも良いから行動しましょう
毎日の1歩が、数年後には巨大な変化になります
私も頑張ります!
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