みんなの生活は楽?苦しい?国民生活基礎調査

アフィリエイト広告を利用しています。

ライフハック
スポンサーリンク

リベ大の両学長が、厚生労働省の国民生活基礎調査の解説動画を出していました。

皆が大好き&気になる平均所得や日本人の年収の話です。

動画では統計調査は全体を対象にしたものだから、自分と状況が違うので、その結果と自分の所得を比較しても意味がないということでした。

この記事では、動画とは違う視点から日本人全体の所得や家計の傾向を見て、これからどのように生活していけばお金に困らないかを考えていきます。

スポンサーリンク

みんなの所得金額

こちらが動画で話題となった所得金額の階級別世帯数の分布ですね。

1人世帯、共働き世帯、様々な職業、居住地は北海道から沖縄までいろんな人が含まれているから自分との単純な比較はできない、という解説でした。

引用元:調査の概要|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
にゃこばん
にゃこばん

日本人全体と比べて自分の所得はどうなのか?を見ることはできます

中央値440万円が入る400-500万円に山があるわけではなく、100万円から400万円に39.8%の世帯が属するのがこのグラフの特徴だと思います。

また、グラフ自体が左側の低収入側に寄っています。

にゃこばん
にゃこばん

バイトなども入っていると思いますが、大半の人の年収が400万円以下なのですね。。

スポンサーリンク

年齢別の所得金額

年齢別の所得金額を下図に引用します。

濃い青色が1世帯当たり、薄い青色が1人当たりの所得金額を示します。

引用元:調査の概要|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

年齢と共に所得が上がっていき、50~59歳にトップとなって、その後は下降していくことが分かります。

よって、年齢と所得には密接な関係があることが分かります。

「年功序列は崩壊した」と言われて久しいですが、グラフ上では「ザ・年功序列」が表れています。

1人当たりの所得金額が、50-59歳以外は200万円台なのはびっくりしました。

バイトが入っているとはいえ、それでも低いという感想です。

にゃこばん
にゃこばん

「私の年収低すぎ?」というより「日本人の年収低すぎ?」

スポンサーリンク

平均所得は過去と比べても上がっていない?

1985年から2020年まで35年間の1世帯当たり平均所得金額の推移を下図に引用します。

引用元:調査の概要|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

児童のいる世帯も高齢者以外の世帯も高齢者世帯も、1990年代後半から所得はほぼ横ばいです。

2021年はどの世代でも所得金額が上がっています。

これがスポット的なものなのか、継続的なのかはウォッチしていきたいです。

にゃこばん
にゃこばん

税金や社会保険料は増加傾向なのに、所得が上がらない

物価も上がり始めている

何もしないと生活は苦しくなる(泣

みんなの家計はゆとりがある?苦しい?

2016年から2021年までの世帯の生活意識の年次推移を下図に引用します。

2021年では「苦しい」(「大変苦しい」+「やや苦しい」)が 53.1%ですが、2016年からこの割合はほとんど変わらないようです。

引用元:調査の概要|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

2016年以降、50%以上の世帯は生活が苦しい状態が続いています。

にゃこばん
にゃこばん

所得が上がっていないのに、税金や社会保険料といった固定費が上がっている

家計が苦しい状況が続くのは当然なのかも

2021年の全世帯、高齢者世帯、児童のいる世帯の生活意識の結果を下図に引用します。

引用元:調査の概要|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

全世帯、高齢者世帯、児童のいる世帯の中では、児童のいる世帯の家計が「苦しい」(「大変苦しい」+「やや苦しい」)割合が高いことが分かります。

割合は59.2%なので、2世帯に1世帯以上が苦しいということになります。

にゃこばん
にゃこばん

老後2000万円問題が話題になりましたが、子供のいる現役世代の方が厳しいのですね。。

今苦しいのに、さらに将来の老後の資金を準備するのは負担が大きいと思います。

これからどう生活するのが良い?

調査から分かった日本人全体の所得と家計の傾向はこちらです。

日本人の所得と家計の傾向
  • 年齢と共に所得が上がっていき、50~59歳にトップとなって、その後は下降している。年齢と所得には密接な関係がある。
  • 児童のいる世帯も高齢者以外の世帯も高齢者世帯も、1990年代後半から所得はほぼ横ばい。
  • 2016年以降、50%以上の世帯は生活が苦しい状態が続いている。特に、児童のいる世帯の家計が「苦しい」。
にゃこばん
にゃこばん

年功序列はまだ生き残っていますが、それ1本を頼りにするのは心もとない

実際、所得は上がらないし、50%以上の世帯は生活が苦しい状態が続いている

しかし、こちらの記事で紹介されているように、この10年でお金持ち世帯数が増えているのもまた事実です。

そのため、オワコンに見える日本でもお金持ちになれるチャンス」はまだまだあるといえます。

そこまで行かなくても、ゆとりのある生活をすることは期待できます。

特に10年前には存在しなかった低コストで優良なインデックスファンドが誕生し、それが誰でも簡単に買えるようになりました。

また、転職や副業もしやすくなりました。

所得が上がらなくなった代わりに、資産を増やす手段もまた今の世界にあります。

にゃこばん
にゃこばん

後は打開する手段を勉強し、並行して自分のペースで実行していくことですね

私も頑張ります

最後まで読んでくださり、有難うございました。

コメント