約1年前、私はリベラルアーツ大学の両学長のYouTubeに出会い、それをきっかけに初めてお金について、真剣に考え(楽しく学び)、行動し、今はその途上です。
資産形成をする中で、私達が生きる舞台である資本主義社会がどんな世界なのかを実感したり、想像したりすることが多くありました。
この記事では、その情報を書くことで、みなさんと共有したり、資産形成を始めたりするきっかけになればと思いました。
- 資本主義社会とは、どんな世界なのか?
- どんな人に有利なのか、実感&想定したこと(金利、銀行のランク、災害に遭ったとき、家計の4つの例)

私が思ったことなので、あまり真に受けず、気軽な気持ちで読んでいただけると嬉しいです
資本主義社会とは?
・「資本とは」、Google先生に聞くと「事業のもとでになるお金」とのことです。
そのため、簡単にいうと、「資本=お金」と考えられます。
・「主義とは」、Google先生に聞くと「主張や行動の指針にする原則や思想」とのことです。
そのため、資本主義は、「お金を指針にする」ということになります。
よって、資本主義社会は、「お金が1番の世界」ともいえます。
イギリスの産業革命時の資本家が、貧しい労働者を搾取するイメージに合っているかもしれませんね。

資本主義が何かは、解釈が色々あるところですが、この記事では「お金が1番の世界」と仮定します
お金を持っている人が偉い?
資本主義社会では、「お金が1番の世界」というだけあって、基本的にお金を持っている人が有利で、貧しい人が不利な世界だと考えられます。
もちろんお金が全てだとは思いませんし、お金がなくても幸せに生きている人はたくさんいます。
今回は、幸福度と関係なく、資本主義で有利なのは誰なのか、という視点で書きました。
実社会で、どんな風に有利となるのか、金利、銀行のランク、災害に遭ったとき、家計の4つの例を見ていきましょう。
金利の効果は?
資産にしろ借金にしろ、金利が1年で5%つく世界にいると仮定します。
なお、今回は、単純のため、税金や複利の効果は無視します。
そのとき、貰える利益は、その保有している資産に応じて変わります。
資産100万円の場合、100万円×5%=5万円
資産1000万円の場合、1000万円×5%=50万円
資産1億円の場合、1億円×5%=500万円
資産1億円を超えてくると、働く必要がなくなる人もいるかもしれません。
もちろん、実際には金利5%を実現するのは難しいかもしれませんね。
しかし、優良なインデックス投資を20年以上運用した場合、その年利は3%から7%とされているので、非現実的な数字でもありません。

金利は、資産を持っている人にとって心強い味方ですね
しかし、資産が0の場合、0×5%=0円
また、資産がないどころではなく、借金を抱えている場合、負の利回りになり借金の額が膨らみます。
借金100万円の場合、100万円×5%=5万円
借金1000万円の場合、1000万円×5%=50万円
借金1億円の場合、1億円×5%=500万円
借金1億円を超えると、会社員の収入ではもはや返済できず、首が回らなくなるとはこのことです。

金利は、借金を抱えている人にとって悪魔ですね(泣)
もちろん、借金がすべてダメだということはありません。
多くの企業は、借金をしながらより大きな利益をもたらす経営を行っていますし、不動産投資などでも借金をする場合が多くあると思います。
5%よりも低い金利でお金を借りられる場合もあるでしょう。
一方で、クレジットカードのリボ払いは実質年利15%とも言われ、この場合、多額の利子を支払うことになります。

「リボ払い=ダメ。ゼッタイ。」
これだけでも覚えて帰ってくださいね
ここまでをまとめると、次のようになります。
- お金を持っている人が、より多くの利益を受取れて有利になります。
- お金を持っていない人は、利益を受取ることができません。
- 借金を抱えると、むしろ利子を支払わされるという意味で不利になります。
金利は、お金を持っている人には高い方が嬉しく、借金をしている人には低い方が良く、立場によって良し悪しが変わるのですね。
単純化すると、資本主義の世界では、お金持ちは、ますますお金持ちになり、貧しい人はますます貧しくなるのが基本的な構造です。

実際にインデックス投資を始めてみると、早ければ数年で金利の効果を実感します
続落の痛手も、実感します(涙)
この貧富の格差が極端にならないようにするのが、収入が多くなるほど、納める税金が多くなる累進課税制度や、年金・医療などの社会保障制度ということですね。
銀行のランクは?
すべての銀行がそうというわけではありませんが、資産を多く持っている人の方が、優遇措置があり、有利になるケースはあります。
例えば、楽天銀行の場合もそうです。
優秀な証券口座の1つである楽天証券との相性が良いので、楽天銀行を同時に開設する方は多いと思います。
下の表に示すように、楽天銀行では、残高が1つの指標となって、ランクが分けられています。

上の表を見ると、より多くの残高(資産)を持っている人の方が、ATM手数料無料回数、他行振込手数料無料回数、楽天ポイント獲得倍率が多くなり、より資産形成を加速しやすくなることが分かります。

ベーシックからアドバンスト、プレミアムとランクアップしていくと、その効果を実感します
一方、残高が少ないと、ATM手数料無料回数、他行振込手数料無料回数、楽天ポイント獲得倍数が少なくなり、使い方によっては、手数料が発生することもあります。
残高が少ないにも関わらず、です。
ここでも、お金持ちは、ますますお金持ちになり、貧しい人はますます貧しくなるのが基本的な構造です。
災害にあったとき生き残れるのは?
ここでの災害は、例えば次のようなことで、遭遇する確率を完全に0にすることはできないものです。
- 減給になった
- 勤め先をリストラされた、勤め先が倒産した
- 交通事故に遭ったり病気になったりして、一定期間働けなくなった
- 自然災害に遭って、避難しなければならなくなった
このような災害に遭った場合、一時的に労働による収入が途絶えることも想定されます。
(雇用保険や障害年金などの各種制度の基準を満たせば、無収入にはなりませんが。)
このときも、一定の資産を持っている人は、生活再建のめどが立つまで、預金を取り崩すなり、投資したお金からの利子所得なりで生活することができます。
一方で、貧しい人は、労働による収入が途絶えれば、すぐに資金ショートしてしまいます。
資金の面だけではなく、精神的な意味でも余裕が全く異なります。

家計を見直たことでちょっとずつでも資産が増えれば、「1か月働かなくても大丈夫」と考えることができるようになります。
堅実な家計
自分の力で資産形成をした場合、その額だけではなく、その過程にも大いに重要な意味があると考えます。
家計の収支を把握し、支出を最適化し、余剰資金で資産自体からお金を生み出せるようになる、と自信の成長とも大いに関係するからです。
資産形成するには、例えば、次のようなことができる必要があります。
- 無駄な保険やサブスクなどの固定費を削減、生活破綻を防ぐための保険に加入
- インデックス投資や高配当株などで余剰資金を運用
- 収入アップなどの転職や、自分で稼ぐ力を育てる
- ぼったくりや詐欺から資産を守る
- 満足度の高い/後悔しないお金の使い方をする
上記を実践していくことで、身についた知識や行動力は、資本主義社会を豊かに生きていく上で必要なことです。
そのため、一度資産形成をした経験があれば、その後も資本主義社会で豊かな人生を送れる可能性が高くなるといえます。
具体的な実践方法は、例えばリベラルアーツ大学の両学長の本やYouTubeが大いに参考になると思います。

私も、学長の動画などを見て、勉強し、実践をしてきました
まだまだ、必要な金額には届きませんが
まとめ
今回の記事のまとめです。
結論、資本主義社会では、お金持ちは、ますますお金持ちになり、貧しい人はますます貧しくなるのが基本的な構造です。
金利、銀行のランク、災害に遭ったとき、家計の4つの例を見てきましたが、どれもある程度の額の資産形成をした人(お金を持っている人)にとって、有利なものでした。
今回の記事の内容は、1つの方向からのものの見方であり、これがすべてだとは思いません。
しかし、お金を持っている人が、より有利になるというのは、私達が生きる資本主義社会の一面ではあります。
同時に日本では、ある程度社会保障が充実しているし、生まれながらの身分制度などの差別もありません。
なので、お金のことを勉強して、行動すれば、今より人生をより良くすることができると考えます。

自分が学んで行動して、昨日より今日が良くなって嬉しい
みんなにも知って欲しいという、お節介です
具体的にどうすれば良いかは、リベラルアーツ大学の両学長の本やYouTubeが参考になります。
一緒に頑張っていきましょう!
両学長のYouTubeは、1000本以上あり、今から見るのはしんどいので、本の方がお勧めです。
書いてある通りにやって、家計が改善しない人はいないと思います。
金利について、基本的なことから学びたい方は、こちらの本が読み易く、お勧めです。
金利だけではなく、税金や保険なども優しく解説されており、知識0からでも楽しく勉強できます。
以上、今回の記事が資産形成を始めるきっかけになれば大変幸いです。
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