全世界株VS米国株! どっちに投資するのが良い?

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米国株に投資するか、全世界株に投資するか。

これは投資を始めるときに、誰もがぶち当たる問題です。

それで悩んで投資を始められないのはもったいない。

もしくは投資は始めたけど、本当にこれを選んで良かったか不安。

この記事では、永遠のテーマであるこの2つを比較し、どちらが初心者にお勧めか紹介します。

にゃこばん
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どんな選択でもメリットとデメリットは伴います

それを知って選択することが大事ですね

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過去10年では米国株が最強

下の図は米国株式(S&P500指数)と全世界株式の過去10年のパフォーマンスを比較したグラフです。

青色の線の米国株は10年間で5倍以上も成長し、緑色の線の全世界株式も3倍以上成長しました。

引用元:全世界株vs米国株~S&P500指数に死角はあるか?~ | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
にゃこばん
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100万円が10年後に350万円になったら嬉しい

536万円になったら、もっと嬉しい!

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最強は常に入れ替わる

下の図は、1970年以降の各年代ごとの国別/地域別株価指数のリターンを比較した表になります。

2010年代は米国株が優位でした。

しかし、その前は日本株や新興国株が最強で、米国が下位に沈む時代もありました。

したがって、必ずしも「米国株一強」の時代が続いてきたわけではないことが分かります。

引用元:全世界株vs米国株~S&P500指数に死角はあるか?~ | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
にゃこばん
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今の10年が最強だとしても、次の10年で最強になる保証は全くない

直近の調子が良いだけの理由で米国株を買わないことですね

下の図は1900年からの世界の株式時価総額に占める各国の割合です。

引用元:Insights – The Case for International Investing | Diamond Hill (diamond-hill.com)

左端の1900年を見てみると、青色の米国は15%、その上の緑色の英国は25%です。

そのため、この時は英国に投資しておくのが良かったのかもしれません。

1980年代後半を見てみると、薄い青色の日本が米国と同じくらいの規模であったことが分かります。

この時は、日本に投資するのが一番儲かると思われていました。

バブルによる絶頂期を迎えた日本は、その後のバブル崩壊と共に2000年代まで急速にしぼんでいくのが分かります。

にゃこばん
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相場には各国の序列が入れ替わる転換点がある

それを事前に予測するのは、普通の人にはできない

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経済規模の予想では。。

下の図は、主要国・地域別のGDP規模の比較です。

過去の実績・状況または見通し・分析となります。

その前提で見ると、青線の米国は力強く成長しています。

しかし、その米国を上回る勢いで黄色線の新興国(アジア)が追い抜くことが予想されていることが分かります。

引用元:全世界株vs米国株~S&P500指数に死角はあるか?~ | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
にゃこばん
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投資対象から米国を外すことはないですが、他の国の成長も取りこぼしたくないですね。。

全世界株の良い点

長期視点で見ると、米国株が他を抑えて1番の成長を維持できる保証はありません。

全世界株の場合、米国中心の世界経済の潮流が変わっても世界全体として成長をした分の利益を享受することができます。

そのため、米国株1本に投資する明確な根拠がなければ、まずは全世界株に投資するのが初心者にはお勧めです。

にゃこばん
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米国株を含めて、全世界の成長に賭けてみるということ!

時価総額に応じて自動で投資比率を調整

将来どの国が成長するのか予想することはできません。

全世界株では、株式時価総額に応じて投資比率を自動的に調整してくれるため、その時々で最適な構成比率で投資することができます。

下図は2022年9月末現在の全世界株式インデックスの国別・地域別投資比率です。

引用元:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 投資信託 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jphあ)
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強い国には多く投資して、弱い国には少なく投資できる!

それを自動でやってくれるとは有り難し

10年後、30年後、どの国が成長しているかは分かりません。

それでも、世界経済がトータルで成長していれば、資産も増やせることが期待できます。

にゃこばん
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全世界株の場合、どの国が1番成長するか、いつ序列が入れ替わるか予想しなくていい!

全世界株に投資する時の注意点

勝ち馬を選ばなくて良いという点では、全世界株の方が米国株より分があります。

ここで、地域分散していると下落の幅も米国株オンリーより抑えられると思うかもしれません。

しかし、実際はそうでもなかったりします。

下の図は、青線がVT(全世界株)、赤線がVOO(米国株)を示しています。

引用元:Bloomberg Marketsを元に作成

2020年のコロナショックの時は、仲良く暴落しているので、今後も暴落時のショックを抑える役割は期待できません。

米国株ではなく、全世界株に投資していたから助かった、ということはあまりないということですね。

にゃこばん
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全世界株では、米国株が60%を占めているため、その影響が絶大なのは変わりないです

まとめ

今回の記事では、「米国株と全世界株、どっちに投資したら良いのか?」という悩みを解決するヒントを紹介しました。

まとめると、次の通りです。

初心者は全世界株がお勧め(ただし万能ではないことに注意)
  • 過去10年のパフォーマンスでは米国が最強
  • 各年代で最強となる国は入れ替わる
  • 将来も米国が最強となるかは分からない
  • 全世界株では、株式時価総額に応じて投資比率を自動的に調整してくれるため、どの国が1番成長するか、いつ序列が入れ替わるか予想しなくてよい
  • ただし、全世界株に投資しているからといって、暴落時に米国株よりショックが小さくなるわけではない
にゃこばん
にゃこばん

米国株にしても全世界株にしても、リスク許容度を守って長期で投資を続けていくことが大事ですね

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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