私は、以前お金があればあるだけ使うタイプでした。
そこからリベラルアーツ大学の両学長の動画をきっかけにお金を貯める力をつけ始めました。
リベラルアーツ大学の両学長のYouTubeは、こちらにリンクを貼っておきます。
この記事では、お金が貯まる体質の多くの人に共通し、私が実感した生活様式を3つを紹介します。
この生活様式の方は、お金が貯まる体質であったり、なりつつある、ということです。
行動が変われば、習慣が変わり、習慣が変われば、もはや生活様式が変わります。
「お金がなかなか貯まらない」、「毎月かつかつ」という方は、この記事の1と2を行動に移してみましょう。
人の目を気にしない

人の目を気にすることと、お金が貯まる体質と何が関係するの?と思われたかもしれません。
例えば、私はスイーツが好きなので、何か買おうかな、と思ってスーパーやコンビニに行くのですが。
「買いたい!」と思うことが、お金が貯まる体質になってから、以前ほど感じなくなりました。
前は、「本日発売!」のスイーツがコンビニで出たら即買っていたのがウソみたいです。実際、ものすごく魅力的で美味しそうだったはずなのですが。
今は1週間に1回、買いたいと思うものを購入すれば満足。その頻度でも買いたい、と思える商品がないときもあります。
今思うと、お金が貯まらない体質のときは、流行のものは試しておかないと、みたいなよく分からない理由で買っていました。
試した結果を誰かと共有することは、皆無でしたので一層よく分からない理由です。

話の種になるだろうは、結局芽吹かない事の方が多い(汗
買いたいものがないため、結果、スーパー、コンビニに行く回数も減ります。
結果、お金が貯まるようになります。
服も薄くなったり、清潔感が保てなったり、といった理由で着られなくなるまでは、買わなくなりました。買うときはユニクロやGUなど、そんなに高くないところで買うことが多いです。
お金が貯まらないときは流行とか気にしてブランド品を購入していましたが、今は全く関心がないです。
化粧品とか乳液、リップクリームのような基礎化粧品も、かつてはこだわってブランド品を購入していました。
今は肌に合うこと前提で、安いもの(かつ、できればたくさん入っているもの)を購入するようになりました。
スイーツにしても、着るものにしても、化粧品にしても、周りの目が気にならなくなりました。
ただし、欲がなくなって仙人になったのかというと、そうではありません。
家族や友人へのプレゼントのときは、高くなってもわくわくしながら買うから不思議です。喜んでくれるといいな、と思いながら買う過程が楽しいです。
また、旅行には行きたい、みんなで美味しいものを食べたい、という欲求はあります。
物欲がなくなり、代わりに価値を感じられるものや体験にお金を使いたい、とシフトしていきました。
何に価値を感じるかは人それぞれです。
ブランド物でないと、あなたの心が満足しなければ、それに関しては無理して削る出費ではないと思います。
出費を抑えられても心が貧しくなる場合、結局長続きしないし、資産形成の道のりはあくまで楽しいものだと思うからです(子供の時、ほしいものを手に入れるためにお小遣いを貯めていた時みたいに)。

浪費は人生を豊かにするもの。
浪費を0にするのではなく、優先順位をつけるとよいですよ。
周りの目(世間体)ではなく、自分の気持ちや価値観を大事にしましょう。
何となくで、物を購入していませんか?
大事な税金を使うときは、議会でOKをもらってからでないと原則使えません。
あなたの稼いだお金も大事なものです。
自分の気持ちがOKするものかどうか、聞いてから使った方が有意義な使い方をできると思います。
私の場合、自分の気持ちや価値観を大事にした結果、そこまで欲しくないものを買わなくなり、人の目を気にしなくなり、余計な物欲がなくなりました。

人の目、世間体は若い世代でも、消滅しきっていないです
でも、そんなものに縛られる必要はありません
必要以上に物を持たなくない
物欲がなくなると、当然物が少なくなります。
お金が貯まる体質になった結果、物欲が亡くなり、物が少なくなる、ともいえます。
しかし、それだけではなく、物が少ないこと自体がお金が貯まる体質と結びついています。
どういうことでしょうか?
そもそも、お金持ちの家というと、豪華なものが置いてあるイメージです。
金ぴかの器とか、お洒落な家具とか。

そういう部屋に憧れていた時があったはずなのですが、いざお金を貯める習慣が身につくと、物を手放す習慣が身に付きました。
お金が貯まらない体質のときは、ひたすら物を取っておいたので、当然物が溢れていきます。
そのときと比べて、今は50%の物の量になりました。
部屋に物が多く、自分の持ち物が分からなくなると次のようなデメリットがあります。
- どこに何があるか分からない状態になる。→物を探すという空虚なことに時間をとられる。
- 1年以上使っていない物が、部屋を占拠している→物の量が多すぎて、自分が何を持っているのか忘れて同じようなものを買う(無駄にお金を使う)→またスペースを占拠
- タンスや本棚の中に服や本が溢れていて自分が何を持っているか忘れる(無駄にお金を使う)→同じような服や本を買う→さらに溢れる
部屋の中とタンス・本棚の中を分ける必要はなかったのですが、あえて自分の部屋をリアルに想像していただくため、分けました。
このデメリットを解消する対策は、以下2点です。
- 1年使わなかった物、服、本は、人に譲るか、リサイクルショップに出すか、処分する。(高価な物や人からプレゼントされた物でも同じです。)
- 服、本などの物は1つ買ったら1つ処分する。
引き出しを開けようとしたら、ものが引っかかって開かないなど、部屋の引き出しに容量以上にものが入っていませんか?
最初は捨てることに、抵抗を感じると思います。でも、1年以上、使われることなく放置されている物たちも可哀そうです。
物は使ってこそ生きます。
使わない物は、次の持ち主に引き渡すか、「今まで有難う」とお礼を言ってお別れしましょう。
物が多いと、探す時間、余計な手間がかかります。その度ごとにストレスも溜まります。
自分で綺麗だと思っても1年に1回は中に何が入っているか確認、捨てる習慣は必要ですね。

「いつの間に、こんなに物が増殖したのかしら?」と1年ごとに私は思います
皆さんも本や服だけではなく、1年以上前の銀行からの残高確認書類、クレジットカードの明細など必要のない書類、溜まっていませんか?
不用品が溜まっている場所にも家賃が発生しています。
不用品が溜まっている場所の分だけ余計な家賃を支払っているということです。
不用品をなくして空いたスペースを有効に使えば心の豊かさにつながります。
もしくは、不用品が場所を取っていた分だけ、狭くても家賃の安い場所に引っ越した方が、資産形成に貢献します。
今、物が散在していることに気付けただけで大きな進歩です。
前は、それが散らかっていると認識できなかったのですから。

比較すべきは、ミニマリストではなく過去の自分です
「前はすべての書類がごちゃごちゃだったかもしれないけど、今回は書類の種類ごとに集まっているだけでも進歩しているな~」、と自分を褒めながら少しずつやっていきましょうね。
一気にやるとごみが散らかりまくってやる気をなくすし、結局(より)散らかったまま。
引き出し1段だけでも、片づけるとすっきりしますよ。
ここまで読んでも、何かしら理由を付けて行動に移さないですか?
その場合、激辛カレー的に有効な方法があります。
片づけたい部屋とは別の場所で、3分の間に残しておきたいものをリストに書き出します。
そのリストにないものは、問答無用ですべて捨てましょう。
これは、「夢をかなえるゾウ3」という本の中で示された方法です。
かなり乱暴な方法ですが、3分間の中で言えないものは、もったいなくて捨てられないものではあっても、なくてはならないものではないという考え方です。
これを実行して、物が減らない、という人はいないと思いますがいかがでしょうか。
この本については、こちらの記事で紹介しています。
どんなに貯めても「もう少し」お金が欲しくなる

有名な話ですが、いざお金が貯まりだすと、100万円貯めようが、1000万円貯めようが、それ以上でも、「もう少し」欲しくなるそうです(経験してみたいものです)。
だから、よりお金が貯まるのですが。
お金が貯まらない体質のときは、ある分だけ使っていたのに、皮肉ですね。
大なり小なり、漠然としたお金の不安は、どんなにお金を貯めても消えません。
投資しているお金が暴落したらどうしよう、とか。急にお金が必要になったらどうしよう、とか。
みんなが思っていることですが、あまり深く考えないでいきましょう。
なぜなら、未来のことは誰にも分からないのですから、開き直ることも大事です。

「明日隕石が落ちたらどうしよう?」と心配し続けて一生を終えられない!
これから死ぬまで不安でいては、人生つまらない。
もちろん収入源を多角化するなど対策を立てることは大事だと思いますが、昨日より今日、今日より明日です。
まず、昔より確実にお金が貯められている今の自分を褒めましょう。
常に比較すべきは、他人ではなく過去の自分です。
まとめ
この記事では、お金が「貯まる体質」の多くの人に共通する生活様式を3つを紹介しました。
- 人の目を気にしない
- 必要以上に物を持たなくない
- どんなに貯めても「もう少し」お金が欲しくなる
皆さんはいくつあてはまりましたか。
これから、お金が貯まる体質になりたい、と思っている方の参考になると、とても嬉しいです。
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